むし歯予防にも?ナッツミルクが歯の健康にうれしい理由

アーモンドミルク

知立デンタルクリニック、歯科衛生士の大島です。

7月23日は「ナッツミルクの日」です。
この記念日は、アーモンドやピスタチオなどのナッツ類から作られる植物性の飲み物「ナッツミルク」の魅力を、たくさんの人に知ってもらうために制定されました。
最近では、お店でもよく見かけるようになり、健康や美容のために取り入れている方も増えています。
実はこのナッツミルクは、体だけでなく「歯の健康」にもうれしい効果があることをご存じですか?
今回は「ナッツミルクの日」にちなんで、ナッツミルクの栄養素が、歯にどのような良い効果を与えるかについてお話しします。

ナッツミルクは歯の健康に欠かせない栄養素が豊富

ナッツミルクには、歯の健康維持に必要な栄養素がたくさん含まれています。特に注目したいのは、「ビタミンE」と「カルシウム」です。ナッツミルクはコップ1杯(200ml)で、成人女性が1日に必要とされるビタミンEの目安量を補えるといわれています。また、植物性ミルクの中でもナッツミルクはカルシウムが多いのが特徴です。カルシウムは歯の再石灰化を助け、むし歯や歯周病の予防にも役立ちます。

ビタミンEをとって歯ぐきを守りましょう

ビタミンEには、傷付いた歯ぐきの修復を助けたり、腫れや出血を抑えたりする働きがあります。さらに、強い抗酸化作用で歯周組織の炎症を抑え、歯肉炎や歯周病のリスクを下げる効果も期待できます。歯周病が進行すると歯を支える組織が壊れ、最終的に抜歯が必要になることもあるため、早めの予防と対策がとても大切です。ただし、ビタミンEをとり過ぎると体に負担がかかることがあるため、年齢や健康状態に合わせて「適量」をとるよう心掛けてください。

カルシウムをとってエナメル質を守りましょう

カルシウムは、歯の表面を覆う「エナメル質」の再石灰化に必要なミネラルです。食事のたびに、むし歯菌が作る酸の影響でエナメル質からカルシウムやリンが溶け出す「脱灰」が起こります。一方で、歯には「再石灰化」と呼ばれる自分で歯を修復する力があり、このふたつの現象が繰り返されています。十分なカルシウムが体内にあることで、再石灰化がスムーズに進み、むし歯のリスクを減らすことができます。

ナッツミルクは砂糖が少ないものを選ぼう

ナッツミルクを選ぶときには、砂糖の含有量に注意しましょう。砂糖が多いと、むし歯のリスクが高まります。市販品を購入する場合は成分表示をチェックし、「無糖」と書かれたものを選ぶことが大切です。また、ナッツと水をブレンダーで混ぜて自家製ナッツミルクを作るのもおすすめです。砂糖を控えたナッツミルクなら、むし歯のリスクを抑えながら、歯の健康に欠かせない栄養素をしっかりとることができます。

まとめ

ナッツミルクは、体だけでなく、お口の健康にも嬉しい効果が期待できます。
むし歯を予防し、健康な歯を保つためには、毎日の丁寧なセルフケアと歯科医院での定期検診が基本です。さらに、ナッツミルクを毎日の食事にうまく取り入れることで、予防の効果をより高めることができます。
当クリニックでは、歯の健康チェックに加え、患者さま一人ひとりに合わせたセルフケアのご提案も行なっています。
「しばらく歯科医院に行けていない」「お口の健康状態を確認してほしい」と感じている方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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