歯みがき剤の適量について知っていますか?

歯磨き剤の量


知立デンタルクリニック、歯科衛生士の大島です。

毎日の歯みがきで何気なく使っている歯みがき剤ですが、「どれくらいの量を使えばいいのかわからない」というご相談をいただくことがあります。歯みがき剤の適量を守ることは、効率よく汚れを落とすための大切なポイントです。

今回は、歯みがき剤の適量と、より効果的にみがくためのポイントについてお話しします。

歯みがき剤の適切な量

歯みがき剤の適量は、小豆1粒ほどの量が目安です。
歯の汚れは歯みがき剤そのものではなく、歯ブラシの毛先が歯にしっかり当たることで落ちるため、たくさん付ける必要はありません。
少量でも、しっかりとお口のトラブルを防ぐ効果がありますので、使うときは適量を意識して使用しましょう。

「みがけているつもり」は注意

歯みがき剤を多く付けると泡立ちがよくなり、しっかりみがけているように感じやすくなります。
しかし、泡が多いとみがき残しに気付きにくくなり、みがく時間も短くなりがちです。
特に小さなお子さまは、泡立ちがよいことで、みがけている感覚に陥りやすいため、歯みがき剤の付けすぎには注意が必要です。

効果を引き出すために大切な「毛先の当て方」

歯みがき剤の効果を十分に発揮させるには、歯ブラシの毛先を歯にしっかり当ててみがくことです。
特に、毛先を歯と歯ぐきの境目に軽く当て、小刻みに動かしながらみがくと、汚れを効率よく落とせます。

歯みがき剤はお口の状態に合わせて選ぼう

むし歯予防・歯周病ケア・知覚過敏対策など、歯みがき剤にはさまざまな種類があります。
お口の状態に合ったものを選ぶことで、少量であっても、歯みがき剤が持つ効果をしっかり発揮できます。

まとめ

歯みがき剤は、少量でも十分に効果を発揮します。「小豆1粒分」を目安に、歯ブラシの毛先の当て方などを意識しながら、毎日のお口のケアを行いましょう。
当院では、一人ひとりに合わせたみがき方や歯みがき剤の選び方をお伝えしています。自分に合う歯みがき剤がわからないという方は、お気軽に当クリニックへご相談ください。

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